短いお話(かいたもの

□甘いのは嫌いじゃないから
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ミラエルGLだよ!
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*微エロ!それでもいいなら↓




うん、甘い。

今日もエルザはナツやグレイに甘く接する。

うん、甘いの・・

ねぇエルザ、私にもちょうだい?

もっと甘いあなたを・・・


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「今、帰った。水をくれないか?」
「あら、エルザお帰りなさい」

朝から仕事へいっていたエルザは夜遅くに帰ってきた。
ギルドには数人のメンバーが残っているだけでいつも騒がしいナツがいないからかとても静かだった。
「グレイ、今から帰るのか?」
「ああ、また明日な」
カウンター前で酒を飲んでいたグレイは、あくびをしながらギルドを出て行った。
グレイも先ほど仕事から帰ってきたばかりで、まだ帰っていないというエルザを待っていた。
何だかんだいって『仲間』をとても大切に思っているのだ。グレイらしい。

「本当にグレイはいいやつだ・・」
「そんなにグレイがすき?」
「へ?ミラ?」
「・・なんでもないわ」
はい、と言ってエルザの前に水を置く。
少々濁ったように見えるがエルザは気にせずに一気に飲み干した。




エルザが水を飲み干して数分。ギルド内にはミラとエルザ以外いなくなっていた。
もちろんエルザももうすぐ帰るのだろうがどこか様子がおかしい。
・・・まるで酔ったような・・・そんな感じだ。
「・・・エルザどうしたの?」
まるでエルザがこうなった理由を知っているような・・・。
「にゃ、にゃんかぁ、変らのぉ・・ミラァ・・・・・」
とろんとした瞳。何かを求めるようなそれは確かな欲求。
「フフッ、媚薬が効いてきたわね」
先ほどの水に入っていたのだろうか?
力が抜けてきたのかエルザがそばにいるミラに体を預けた。
「ねぇエルザ、私と楽しいことしない?」
「たにょしいことぉ?」
「ええ、そうよ」
だから、ね?と笑うミラに連れられ、エルザはギルドの奥にある部屋に入っていった。

部屋には小さなタンスと一つのベッド。ベッドの上のきれいなシーツは先ほどつけられた電気を反射していた。

「ミラァ・・・・・・」
「エルザ・・可愛い・・・」
「ひぁっ・・///」
ちゅっとエルザの首元に吸い付く。
きれいについた赤い痕がエルザの肌によく映えている。
「エルザは・・・ちょっと、仲間って言うものを、男っていうものを信頼しすぎなのよ。だから、お仕置き」
ミラの手がするりと服の中に入る。
ギルドに帰ったときすでに鎧を脱いでいたエルザは、ブラをせずシャツを着ているだけだった。
「んっんあぁ・・ひゃぁ///ぁ///」
「ほんと、よく今まで襲われなかったわよね?やっぱり妖精女王にはうかつに手を出せないのかしら?」
服の中に入っていないほうの手がエルザの頬に触れる。
そのまま顔を近づけた。
「んっく、//ひぁ/くちゅ、ん///ちゃぁ///」
されるがままのエルザはただただ声を漏らすだけで・・・
重ねられた唇の相手も見ないままポ―――――っとしている。
「んっ・・・・・」
離されたそれからは二人をつなぐ糸。
ぺろりと自身の唇をなめミラは満足そうに笑った。
「・・・しょうがないから、お仕置きはこれくらいにして・・・・
私へのごほうび、いただきます」
丁寧に合わせられた手のひら、夜はまだまだこれからだ。

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