短編3

□お前が背負っている悲しみ。
1ページ/2ページ

〜河原〜
「えいっ!」
ピシャン
「あ、外れたし・・・。ま、いっか。」
はぁ〜今日で7年か・・・。
剛「どりゃ!(目隠しをする)」
「きゃああああ!!」
剛「成功〜!!」
「剛!びっくりさせないでよ!」
剛「ワリワリ!で、またこんなとこにいたのか?」
「え、あーまあね!」
剛「ったく。こんなとこにいつまでもいると風邪、引くぞ。只でさえ最近寒ぃんだからさ。」
「ありゃ遂に剛にも心配されるようになったな。私も。」
剛「お前・・心配は無用だってか?・・・帰る。」
「何もそこまで言ってないじゃんー。・・・・くしゅ!」
剛「大丈夫か?お前只でさえ体弱いんだからよ・・・・。」
「大丈夫だよ・・・・。」
剛「おい、ホントに大丈夫か?」
「うーん。どうだろ。最近なんか体の調子悪いんだよね・・・・。」
剛「ば、馬鹿野郎・・・!なんで早く言わねぇんだ!」
「だって・・・ここに来れば会えるかなって思ったから・・・。」
剛「・・・・帰るぞ。」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ