短編3

□薬指の約束。
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〜とある公園〜
「・・・・。」
俊「どないした?」
「薫くんは?」
俊「多分、酒飲んでるんとちゃう?」
「またぁ?ホントに体壊すよ・・・。」
俊「はは(笑)」
「徹くんは?」
徹「なんやねん?」
「徹くん〜げほげほ!」
徹「大丈夫か!?」
「む、むせた・・・。」
徹「・・・心配して損したわ。」
「ひどいなぁ。あれ、ボール。」
子供「おねぇさん〜!!」
「君たちのか〜兄弟なん?」
子供「うん!」
「そかそか^-^」
親「帰るわよ!」
子供「は〜い!」
「自分の親は大切にするんやで?」
徹「!」
子供「?はーい!」
「親が居る子供は幸せやんなぁ。」
徹「愛梨・・・・。」
「さーて、帰ろうや〜そろそろ薫くんも来るやろ〜」
俊「なぁ、愛梨って・・・。」
徹「親、居らんで。詳しく言えば捨てられたんかな。あれでも回復した方や。当初はやばかったで。」
俊「なんで知ってるん?」
「俺、幼馴染やし。」
「二人とも帰るで〜!!」
徹「あいつの薬指傷ついとるやろ?あれ、もう泣かんって誓いなんや。」
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