リヴァミカ小説
□釣浮草と童話の真実
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日の光が眩しくて、朝が来たことを悟った。
夢の中で、あの童話を少し思い出した。
やっぱり結末はまだ、思い出せない。
信じやすいその少女は三度、殺されかけた。
1度目は腰紐で締め上げられて。
2度目は頭に櫛を突き刺されて。
3度目は毒林檎を食べさせられて。
ほら、やっぱり信じるなんて、自分の首を絞めるのと同じ。
曖昧な【信頼】は、裏切られてしまうのだから。
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