リンラン小説
□正室
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「結婚しよう。」
もし、ランファンのお腹に子が宿っていなくても、こうすると決めていた。
俺が愛しているのは、
愛することができるのは、
ランファン
君だけなのだから。
「本当に、私なんかでよろしいのですか…?」
何度も何度も尋ねるランファンに、何度も何度も言い聞かせた。
「ランファンがいいのだ」と。
「ランファン以外なんて考えられない」と。
「ランファンが欲しくて仕方ない」と。
「ランファンを愛している」と。
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