リンラン小説

□皇子
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「ランファン。」














若が、私の名を呼ぶ。

心臓が、小さく跳ねる。




こんな気持ち、気づきたくなかった。



護る以上に、若に近づきたいなんて。

若を、愛してしまったなんて。










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