skytruth
□第七話
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「何だこの状況……。」
私は気付いたら口に出していた。
「桃井さんから清が大変って聞いて飛んで来たんだよ」
私の声に反応してかはわからないが言ってくれた恵梨子
「清菜ちゃん、きーちゃんに話そうよ」
控え目に聞いて来たさつき。
「駄目だ、さつきがどんな目に遭うか目に見えてるだろ?」
これは事実。
きっと、
言いたくはないが篠崎も時川も頭の出来は良いから少しでも変化があれば気づくだろう。
「でも!私もう何も関係ない清菜ちゃんを巻き込みたくない!」
「そうよ!清。
いっその事味方を増やした方がいいに決まってるじゃない!」
ここまで黄瀬がずっと黙っているのが何故か不思議に思えてきた。
「……………。」
もういいよ。
言えよ。と言う気持の沈黙です。
「言えよだって。」
恵梨子何で通じたんだ。