短編・番外編
□君は優しいの?
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「恵梨子ー、私憂欝」
「なんでー?」
「今日席替え」
「え?いいじゃん」
「よくない!窓側のいい席だったのに!
それに私と同じ班になりたがる人いねぇだろうし」
「ネガティブやめなよ、ろくな事ないよ」
「そう、今日はろくな事がない。
席替えって言うね!」
「はいはい。とりあえず教室行こう」
「恵梨子にはわからないんだ、この私の憂欝さが」
「ブツブツ言わないの」
「もー、いや!」
今は朝練が終わり教室に向かう途中の特に他愛のない会話
「恵梨子は席替え最近した?」
「したよー、1週間前くらいに」
「隣だれ?」
「言ってわかんの?」
「わかんないと思うけど一応」
「守山くん」
「誰やねん」
「だから言ったしょ」
清菜が知っている人何て1年の時同じクラスの人と現クラスメイト、そして同じ部活の女子、男バス何人かだけ。
その真逆に恵梨子は同じ小学校の人は全員いて
人柄的に親しみやすいタイプだから友人は豊富。
教室に着き時間まで読書し
運命の総合A