小さな彼との青春

□第六話
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「明日から新人戦だが、どのチームも中総体と全く同じチームはない。前回みたいに全国行くぞ」


「「「はいっ!!!」」」



「今日はゆっくり休めよー」


「「「はいっ!!」」」



ついに新人戦かー


何か緊張する…



「輝もしかして、緊張してんの?」


「ま、まぁ」


「何でー!?早くない!?」


「私も緊張してるよー?」


「いや、晴希は緊張してるようには見えない…」


「してるって!!実緒はー?」


「もちろん、緊張してる!!」


「何、もちろんって…」


「2年生で緊張しーは輝と実緒だもんね」


「輝とか見た目に反して凄い緊張するよね!!」


「そうそう、凄い集中してるなーって思ったら汗だくになってんだって!!!」


「顔とか表情変わってないしね」


「決めても何か喜ばないからクール系だなって思ったもん」


「最初のあの試合ね!!!先輩の中1人入った時の!!!」


「サーブ壁にぶち当てたよねー!!」


「跳ね返って向こうの選手の後頭部に当たったやつね!!!」


「凄い笑ったあれ」


「完璧あの人油断してたよね」


「うん。凄い顔で輝見てた」



何か私の話ししてるのに私が会話に入れない


みんな盛り上がってる



「おーい、早く帰れよー」


「「「はーい」」」



会話に入ることできずに終わってしまった
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