マジ学の日常オリジナル
□天然にゃんこあらわる
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「ううっ…なんだか怖いなぁ…」
マジ女最強集団のラッパッパ
その部室へと続く階段の前に少女は立っていた
「うぅぅぅ〜っ…やっぱり怖いな………で、でも…」
少女が階段前でブツブツいいながら悩んでいると
「…………どうかしたか…?」
偶然部室に向かっていたブラックが声をかけてみると
「ふにゃあぁぁっ!?」
「…っ!?」
突然声をかけられた事に驚く少女とその叫び声に驚くブラック
「だ、大丈夫か…?」
「だ、だだだいじょーぶです心配ないです!!」
少し慌てながらもびしりと敬礼しながら答える少女
「………で…私たちの部室に何か用か?」
「え…わ、私たちの…?もしかしてラッパッパの方ですか…?」
「あぁ…私はブラック…オマエは…?」
「あ、はいっ!千臥崎れおなですっ!」
「それで…何の用だ…?」
「え、えぇっと…………晃ちゃんに呼ばれて来たんですけど………あの…なんだか入るのが怖くて…………」
「あぁ…アイキューに用か…多分部室にいるから…着いてくるといい」
「は、はいっ!ありがとうございます♪」
そう言って屈託のない笑みを浮かべる少女
「っ…………行こう」
少しだけドキッとしたブラックだった