マジ学の日常オリジナル
□転入生あらわる
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イセイ「はぁ〜ぁ…ヒマだなぁ…」
とある日の朝、イセイはダルそうに机に座っていた
イセイ「今日はシブヤさんも学校来てねーし…アタシも帰っかなぁ…」
ヲタ「なぁなぁイセイ!聞いたか!?」
今にも帰りそうなイセイに話しかけたのは同じクラスのヲタ
なぜだかは知らないがいつも教室でホルモンを焼いているチームホルモンの一応リーダーらしい
ヲタ「なんか紹介コメントに悪意を感じるんだが…」
イセイ「何一人でブツブツいってんだよ?」
ヲタ「あ、いや何でもねーよ…こっちの話だ。それより聞いたか!?」
イセイ「何をだ?」
ヲタ「転校生だよ転校生!ウチのクラスらしいな!」
イセイ「やれやれ…今時転校生でハイテンションって…お前は小学生か」
ヲタ「とかいいながらめっちゃ嬉しそうな顔してんじゃねーよ!ホントはめちゃくちゃ楽しみなんだろ!」
イセイ「あぁそうだよ悪いか!」
ヲタ「開き直んなっ!!」
二人してガヤガヤしていると周りの生徒が窓の外を見始めた
それにつられて二人も外を見ると、生徒が喧嘩をしていた
イセイ「なぁなぁ…転校生って…もしかしてアレか?」
ヲタ「アレっぽいな」
二人が言っている「アレ」とは、ただいま絶賛喧嘩中のホントに女子高生なのか?と疑いたくなるような人物である
イセイ「…なんかモチベーションだだ下がりだぞオイ…アタシの期待を返せっ!」
ヲタ「知るかっ!勝手に期待してたのはお前だろうが!!」
外の喧嘩も一段落ついたようで、先程の「アレ」呼ばわりされていた人物が一人校舎に向かって歩き出した
その少し後ろからちょうど学校に入ってくる小さな人影
イセイ「あれ?アイキューじゃねーか?」
ヲタ「あ、ホントだ」
先程の人物はアイキューを見つけ、なにやら話しかけている様子
イセイ「おいおいアイツまさか…アイキューに喧嘩うってんのか?」
ヲタ「うわぁ…あの転校生生きて教室までこれっかな…」