Poem

□星祭
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午前零時の夜空に大きく腕を広げて

一瞬の間

静寂が五月蝿く
五感を奪われる感覚

透き通る空気を
切り取って抱きしめた。







君よ
美しく在れ

語らいに睦びを交えて
愛と成すよ

何処へ行こう
何処も同じ
何処へでも行ける
それは何故?







この胸に生まれ出る想い
空へ放して星にしよう

この空と
この闇で
君と繋がっている限り
どんなに遠くても必ず届く



見えるだろう
遥かな雪の国でも同じ空に

浮かぶ星は
今日も生まれる

ひとつ、ひとつ

君への想い。








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