武神と巫女

□二,こんな再会ってアリですか?
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〜乙葉視点〜



沖田さんに出会ってから3日後。
今日もまた、私は追われていた。
さすがに連日追われているから、
もうへとへと。

細い路地裏の道を走っていたその時。


「死ねェェェェェ!!!」



ブスッ


お腹の方から鈍い音がしたと同時に鈍い痛みがはしった。
見てみると…思った通り、背後からお腹のあたりを刺されていた。


『死にたくないっ!!』


とりあえず私を刺した奴を斬り、刺されたお腹を持っていた布で止血した。


『はぁ、はぁっ…早くっ、家に、帰らないと…』


壁に手をつきながら、今までいた細い道を抜けて大通りへ出た。
けれど…



ズキンッ



『うっ…』


バタン



それまで感じていなかった大きな痛みが刺された所にはしり、痛みを耐えきれなかった私はついにあるお店の前で倒れた。




そう―“スナックお登勢”の前で。



〜乙葉視点、終〜
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