武神と巫女
□番外編１〜未成年にお酒なんて飲ませちゃダメっ！！〜
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「改めて、総悟、誕生日おめでとう！！」
「「「おめでとうございまーす！！」」」
カンッッ
乾杯の音が大広間に響いた。
中ではそこかしこで既にドンチャン騒ぎになってる。
今日は7月7日。まだ七夕。
なのにどうしてこんな宴会になっているかというと…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
―事の始まりは前日の夕の会議後のこと。
お茶をさげていると…
「明日は七夕だし、宴会でもしないか？」
と近藤さんが皆さんに提案していた。
「近藤さん、俺達が騒いでる場合じゃ…」
土方さんが苦言を呈したけど…。
「いいじゃないか、副長。やりましょうよ。」
古参の隊士からそう声があがり、皆さんから次々と賛成の声があがった。
「あ、ついでなんでオレの誕生日も兼ねて下せェ。」
突然そう言ったのは沖田さん。
「なんでだ？」
「二日連続宴会とか…流石に飽きまさァ。」
…っていうか、沖田さんの誕生日って明後日だったの！？
「そうだなぁ…。じゃあ、明日は七夕と総悟の誕生日を祝して宴会だ！乙葉ちゃん！」
『は、はい！』
「買い出し、手伝ってもらえるか？他の女中達には頼みづらいんだが…。」
『分かりました！』
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