Baseballドラマ(仮)
□第二章
1ページ/4ページ
あれから約二年後…
とある病院の一室
「よし。肩にもう異常はないな!明日からもう投げても構わないぞ」
『ありがとうございます。ただもう一度野球をやるかはわかりません。』
少年はそう話した
「まぁーそれは、隼人が決める事だから俺は何も言わないが自分に嘘はつくなよ!」
『嘘なんて…』
「いいんじゃないか。きっとあいつ等も待ってるよ、もう一度お前が投げるのをな。」
医者は彼に優しく告げた。
「あいつ等みんな誠陵高校行ってるらしいぞ!!高校には俺が連絡しとくから誠陵に行け」
隼人は『行け』という単語に反応し思わず大声をあげてしまった。
『今の学校はどうするんだよ!?俺だけ転校するならまだいいけど妹は?ゆりあはどうするんだ!友達と離れ離れになるんだぞ』