Baseballドラマ(仮)

□第二章
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あれから約二年後…

とある病院の一室

「よし。肩にもう異常はないな!明日からもう投げても構わないぞ」

『ありがとうございます。ただもう一度野球をやるかはわかりません。』

少年はそう話した

「まぁーそれは、隼人が決める事だから俺は何も言わないが自分に嘘はつくなよ!」

『嘘なんて…』

「いいんじゃないか。きっとあいつ等も待ってるよ、もう一度お前が投げるのをな。」

医者は彼に優しく告げた。

「あいつ等みんな誠陵高校行ってるらしいぞ!!高校には俺が連絡しとくから誠陵に行け」

隼人は『行け』という単語に反応し思わず大声をあげてしまった。

『今の学校はどうするんだよ!?俺だけ転校するならまだいいけど妹は?ゆりあはどうするんだ!友達と離れ離れになるんだぞ』
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