Baseballドラマ(仮)
□第五章
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里英の涙を見た瞬間に隼人は申し訳なさと戸惑いで混乱していた
『ご…ごめん』
今は謝る事しか隼人には出来なかった
健太と亜樹も黙って二人を見ていた
「…な で…な…も 言わ…かっ…の!?」
里英は涙声ながら言った
『ごめん…』
「ごめんじゃないよ!投げれなくなったからって…居なくなる必要なかった!あんな嘘つかなく良かったのに…」
「そんなに私達の事信じてなかった?」
『信じてない訳ないだろ!!」
『じゃあなんで?なんで何も言わなかったの?」
『…肩を怪我したのに野球部にいて迷惑かけたくなかったから』
迷惑その言葉に里英達は驚いた
「迷惑なんてないよ!肩を怪我したって関係ないよ…一緒に居てくれれば…」
その言葉は何より隼人の心に響いた