Baseballドラマ(仮)

□第七章
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監督がアンパイアの場所にたちプレイボールを宣言した

まずは一番バッター同級生の羽村との対戦

キャッチャーとのサイン交換

(まぁまずは様子見でストレートだ)

と三島先輩はインコースに構えた

それを確認して隼人は大きく振りかぶった

《スパッン》

隼人の手から放たれた球は球威を落とす事なく打者のインコースいっぱいに突き刺さった

「「おおぉ」」

と周りから感嘆の声が

「ちょっと!きたりえ!工藤君凄くない!?」

びっくりした様子で里英に話しかけたのは同じマネージャーの前田敦子

「いやいやあっちゃん!驚いてるのはこっちだよ!中学の時より数倍良くなってる!」

里英め驚いていたそんな中で一人大場美奈は難しい顔で見ていた

(確かに球威もキレも凄いけど…どっか違和感があるんだよね…肩でも怪我した事あるのかな?)

早くも大場は感ずいていた

(よし!球も走ってるしコントロールも問題なしだ)

隼人はそう感じていた

三島先輩は

(なんて奴だ…構えた所に寸分の狂いなく投げてきた!これなら確実に打たれない…)

そう思いもう一度インコースへ構えた

隼人はそれを確認して再び投げた

《スパッン》

「ストライク」

これで2ストライクと追い込んだ

(よし!次はアウトコースにストレートだ)

三島先輩はサインを出した

(了解です!いやー三球連続ストレートとか先輩攻めるなー)
など思いながら投げた

隼人の投げた球を見事にアウトコースいっぱいに決まった

「ストライク!バッターアウト!」

『よし!!』

隼人はまず最初のアウトをとりガッツポーズをした

そして続く佐々岡・健太も連続三振で片付けた

「隼人の奴すげーな…打てる気がしねーよ」

健太は一人呟いた
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