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□馬鹿みたいに好きな君
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ぎゅっと繋いだ左手。
俺の速く打つ鼓動が、ばれないよう願った。
いつから好きか、なんて覚えてなくて。
ふと気付いたら、もう恋に落ちてた。
年上なのに、一番背低くて
俺と一緒に変顔したり、ふざけて
ベットから降りようとして、こけたり
パンダの被り物被ったり
なんか、どこか抜けてる姿は、年上なのに可愛くて。
だけど、リーダーとは違ったまとめ方。
礼儀は多分、一番しっかりしてて
騒ぐ俺達を、少し遠くで見守ってて
ダンスが苦手だから、と
大好きな歌を歌う姿は、可愛らしいより、むしろかっこいい。
さすが年長者。なんて認めるときだってある。
… まあ、そんなヒョンに惚れちゃったわけで。
だからといって、告白しよう。なんて気にはなれない。
だって振られるの嫌だし。
今のこの現状が、なんか好き。
「 じふな ! 」
ほら。その笑顔、向日葵みたい。
「 なんて顔してんのっ 」
かと思えば、お得意のゴリラの顔真似。
「 だってお前、これ好きじゃん 」
はは、って笑う顔はやっぱ可愛い。
… マンネの俺も可愛いけどね?
「 うん。好き 」
とびっきりのマンネスマイル。
ヒョンの綺麗で小さな目を見つめて言えば、
なんでだろ?ヒョンは俯いて。
「 っ、それ反則だ! 」
そう急に叫ぶから、ちょっと意地悪して、そのまま顔を近づけてみた。
「 やめろって馬鹿! 」
どたどたと走ってく姿は、子供みたいで
俺より年下なんじゃない?
って、繋いでいた手が離れた寂しさを覚えながら
小さな背中を見ながら、ひとつ笑みをこぼす。
小さなヒョンに恋した俺。
… 今はこれでいい。
一歩踏み出す勇気なんてないし、
ヒョンの笑顔、今はまだ壊したくないしね。
うん、じゃあ俺もヒョン達と遊んでこようかな。
大好きな笑顔を見るためにもね。
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意味わかんないですね(汗
りんごさんのリクのつもりだったんですが
違う!ピュアって、あまり書かないからなあ … 。
もっと勉強します!