混迷∞青年記@ 第一章〜第六章

□第三章第三話 前編
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『対象は娼夫の身体に傷を付けた人と人気WORST3。ステージがあるんだけどそこに上げられてだれそれ構わず身体を弄ばれる』


そうだ、
いつか部屋に入ってきたあの娼夫が言っていた
「怪我をさせたらパーティーで回される」と


『でもま、何もしなければ公開処刑にあう事もないしまず安心していいよ!』


でもその処刑ってなんか…
ネコであることが前提にあるような気がしてならない

そのことを聞いてみた


『あぁ、弄ばれると言っても必ず犯されるわけじゃないよ。タチが犯されるのもある話だけど
そういうときはネコたちがむらがる事が多いね』

『なるほどな…』

『で、参加するの?』


これだけ言われて参加したいと思う人は少ないんじゃないか…

少なくとも3人が目の前で同性に弄ばれるというのに
俺には無理そうかな、


『いや止めておく。やっぱ抵抗あるしな…』

『そう…でも入退場は自由だから交流の場として使うのはオススメするよ。
発表になったらすぐ抜けたらいいさ』

『ありがとう』

『うん。さてっと…そろそろ俺は部屋に戻ろうかな、大学のレポートやらなきゃ』

『大学生だったのか、頑張ってな』

『恥ずかしいことに1年浪人したんたけどね、今5年だよ』


5年ってことは医学、薬学系か
頭いいんだろうな…英語には困らなそうだし


『じゃあまた』

『またな』


谷岡を見送り、残っていたお茶を飲み干し自分も部屋にもどる
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