混迷∞青年記@ 第一章〜第六章

□第二章第二話 ※
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朝食は来宮兄弟と3人で
昼食は1人だったり、フロントで仲良くなった奴に声かけられて数人で食べたり

夕食は…


『珍しい光景だとおもうよ、光一と晃史が同じテーブルでご飯たべてるなんてね…』

『晃史兄、光一兄が居たら絶対来てくれなかったのに…』

『春原なんかどうでもいい』

『だからって毎日のようにしつこく来たら北倉に迷惑だろ自重しろ』

『お前ら少しは落ち着いて食べてくれ…』


来宮兄弟、春原、龍崎との5人
これが日課になっていた

後から聞いた話、春原は知っていたが他の3人もかなり人気があるんだとか
春原同様嵩海と龍崎は一人部屋
空はまだ中学生だからという理由で成人した人と同室にしているらしい

そんな彼らと共に食事をしていいのだろうかと少し心配になる

今のところ前に心配されていたようなことは起きていない
空と嵩海がこの2人と仲がいいのが幸いだった


『ご馳走様。じゃあ俺はそろそろ部屋に戻るから皆はゆっくり食べててくれ』

『二十歳お仕事?』

『いや、昨日もらった資料に目通しておきたいんだ』


最近忘れがちだが、客が減るようなことがあれば
俺も娼夫として働かねばならない


『俺も行く』×2

『だーめ、2人は邪魔するんだから!1人にさせてあげなさいっ』

『助かるよ嵩海…』


そうだ
嵩海がこの4人の中では1番歳上
助かることを言ってくれる
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