純白の絆
□幻想
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そして更に1ヶ月後、
無事に退院した雲雀に無理を言って野球部、秋の大会に連れてきてもらった。
別に、ついてこなくても良かったのに。それを言うと不機嫌になったからこちらからお願いしたのだ。
そこにいたのは...やはりと言うべきか、山本を応援しに来たいつもの面々。
「てめーらしっかりやんねーと暴動起こすぞ!」
なぜか相手選手に激励という名の脅しをかける獄寺と、
「野球などやめてボクシングやらんかーー!!」
なぜか勧誘を始めた了平と、
「何しに来たのー!?」
そしてそれらを必死に止めようとするツナ。
「お弁当持ってきたわよ」
「なっ!?ぐわっ!」
「獄寺君ー!?」
「ガハハハ!ランボさん登場だもんね!」
「ランボ、はしゃぐダメ!」
沢田家のファミリーたちも、また然り。
「楽しそうだね」
「煩わしいの間違いでしょ」
「あ、雪乃...に雲雀さん!?」
何にしても、賑やかでなによりである。