斎千前提世界用
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翌朝、壱華は半分寝ぼけ状態で朝餉を食べていた
それは少女にとっていつも通りだったから
初日の翌日だけはあの部屋で1人、朝餉を食べていたからこそ知られていなかった
朝餉が終わり、部屋に戻る頃には少女のテンションは戻っていた。
「ずいぶん寝起きと違うよね」
「んー？お父さんたちにもよく寝起き悪過ぎって言われてたよ？」
「あぁ、自覚はしてるんだ？」
「そりゃね。でもお昼寝のときはすぐ起きれるよ！」
基本的に基準は謎だった。
今日も今日とて少女は1人気ままに屯所の中を散歩していればわかりやすく絡んでくる隊士たちがいた。
「預かりか何かしらねぇけど組長たちにタメ口とか生意気なんだよ！」
「なにゆえー？てか、うっさい」
「なんだと…！」
誰も知らない、少女の反射神経と攻撃力を…