斎千前提世界用

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「それじゃあ腰痛で動けなくてお休みしますって連絡するわね。」
「ちょっ!せめて風邪ひいたにして!それじゃ、ぎっくり腰みたいだよ!!」
「うふふ、冗談よ。はい、早く食べちゃいなさい」
「いただきまーす」

食事が終わって、壱華は沖田に部屋まで運ばれてそののまま不貞寝をしていて
リビングには壱華以外の家族と沖田がいた

「へー、そんなに使ったのか」
「だって壱華が可愛くて。こっちに来てから一度もしてなかったからつい、ね。」
「わかるわかる!久しぶりにヤると加減できなくなるよな!」
「女の立場から言わせれ貰えば1回するだけでも負担、かかるのよ?」

妙に話が盛り上がっている兄と沖田を軽く窘めるのは家族の中で数少ない女性である母親だった。

「というかその言い方だとこっちに来る前もしたのか!?」
「僕もその時は弱っていたんで、一度だけですけど。」

その時は避妊具がなくて泣かれましたが、と沖田が苦笑交じりで言えば
家族はあり得ると頷いていた

「壱華って噂を鵜呑みにするからな。まぁ、まだ学生だからあれだけど」
「うん、今度から気をつけるよ。泣かれたくないからね」
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