斎千前提世界用

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一息つくために横になっている沖田と壱華
それは恋人達の語らい

「ねぇ総ちゃん、あのね……」

控えめに軽く腕を突き、気を引いてから
壱華は彼の耳元で小さく呟いたその言葉
それに沖田は小さく笑みを浮かべた

「僕はいいよ、でも壱華の親がいいって言ったらね?」
「うん………よかった。嫌がるかと思った」

そう言って胸元に擦り寄る少女
それを抱き寄せてあげれば壱華は嬉しそうに懐く

「壱華は抱きしめられるのが好きなんだね」
「ん………暖かいし、ちゃんといるってわかるから好き」

ふにゃふにゃと眠そうに笑む壱華に沖田は軽く額に口づける

「……総ちゃん、ご飯食べる?」
「そうだね。おなかもすいてきたしね」

ご飯を食べて、また抱き合って、交わって…
時々汗を流して眠って。
その繰り返しは家族が帰ってくるまで続いた
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