斎千前提世界用

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帰還時にまだ少女とも言えそうな女性と2人の少年達を連れてきた
その3人は洋装で間違いなく探していた人物達でもあった

「ママ!にーちゃ!」
「また遭遇しちゃったんだ?壱華。それに壬と司も」
「あはは……千草は大丈夫だった?」
「「お父さん、千草は?」」
「僕達は夕方にはここにいたからね……」

父親と母親、兄2人に妹1人。
これで一家は揃っていた。

「なんていうか、いろいろ聞きてぇことがあるんだが……」
「んー……総ちゃん、どこまで話したの?」
「僕が別の世界の沖田総司だっていうことと、先の世から来たってことくらいかな。」

そうか、と頷いた彼女は
殺気はなくとも訝しんでいる彼らを見て一度礼をした

「ボク達にしてみればそうでもないんですけど……はじめまして。ボクは壱華って言います。この子達の母親で、総ちゃんの嫁……
とは言っても籍は入れれないんで内縁ですけど。姓を名乗るなら……んー……斎藤のほうがいいかなぁ……ほら、壬達も」

「ボクは斎藤壬と言います。」
「オレは斎藤司でっす!」
「壱華に司に壬に千草……か。おまえ達について話せるだけでいい、話せ」

壱華は一瞬何も言うなと旦那の沖田や息子達、娘を見てから軽く深呼吸をしていた
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