青い炎
□9話
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side 宍戸
忍足「なあ、跡部」
跡部「あーん?なんだ、忍足」
忍足「本当に青学と合宿するん?」
芥川「そうだCー。手塚とはあの時以来だよ?」
鳳「そうですよ、跡部さん。手塚さんには合わせる顔が、、、」
跡部「お前らなにしに合宿に行くんだ、あーん?大会が始まる前に現レギュラーの力を他の強豪校に見せ付けるためだろうが」
向日「くそくそっ!!だったら跡部はもうあいつのことは忘れられんのかよ!!」
跡部「忘れられるわけねーだろーが!!」
全「、、、」
日曜日。昨日跡部は青学と立海と合同合宿をすると言い出した。まったく、いつも急すぎなんだよ、激ダサだぜっ。でも今回はそんなことを気にしてる場合じゃねえ。さっきから他のレギュラーが言い合ってることが重要だ。
鳳「、、、でも本当にどうするんですか?」
宍戸「チッ」
鳳「宍戸さん?」
宍戸「どうするもこうするも、話さなきゃなんねーだろ。俺達は最後まであいつを守れなかったと」
全「、、、」
いつも笑ってて、いつも俺達の近くにいた。俺達が気付かなくちゃいけなかったのに、なにもできなかった。知ってから今さらだと思ったが、できることはした。だけど守れなかった。なのにお前は俺達にありがとう、と言った。俺達はどうすれば良かったんだ?、、、なあ蘭華、無力で本当にすまなかった。今どこに行ったのかわかんねーけど、もう周りのために自分を隠そうとしないでくれ。誰でも良いから頼ってくれ。もう、、、傷付かないでくれ。
Side end