24時！
□ヒーローたちの朝
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クラウドの部屋
ジタン「マーガリンがいいひとー」
ティーダ「はーい！」
ジタン「いちごジャムがいいひとー」
クラウド「頼む」
スコール「俺もだ」
ジタン「んじゃ、俺とティーダがマーガリンでクラウドとスコールがいちごジャムだな」
ティーダ「コーヒー牛乳がいいひとー」
クラウド「頼む」
ティーダ「オレンジジュースがいいひとー」
ジタン「ほーい」
スコール「オレンジで」
ティーダ「コーヒー牛乳が俺とクラウドでオレンジがジタンとスコール、と」
スコール「ヨーグルトは何がいい？」
クラウド「バナナ」
ジタン「パイン」
ティーダ「俺アロエ」
スコール「なら俺はプレーンにするか」
クラウド「フルーツ剥けたぞ」
ティーダ「これで準備オッケーだな！」
ジタン「じゃ、いただきます」
三人「いただきます」
もぐもぐ・・・
クラウド「・・・」
もぐもぐ・・・
ティーダ「なんか急にウィンナー食べたくなってきたッス」
ジタン「明日の朝食にはウィンナー出すか」
スコール「なら目玉焼きも作らなきゃな」
ティーダ「ベーコンも欲しいとこッスけどウィンナーとで肉肉コンボになっちゃうからな〜」
ジタン「別に大丈夫じゃねーか？なんとかなんだろ」
クラウド「・・・なぁ」
ティーダ「ん？どーしたンスか？」
スコール「ちゃんとパンと一緒に焼くチーズはとろけるのにしておくから安心しろ」
クラウド「おお、そうか。じゃなくて！！」
ジタン「あれ？クラウドってとろけない派だったっけか？」
クラウド「いや、とろける派だ。じゃねーよ！！」
ティーダ「あ、分かった！とろけるチーズに加えてハムも乗せて欲しいンスね？」
クラウド「ハムは外せない・・・でもねーよ！！俺が言いたいのはそういう事じゃねー！！
何で当たり前のように俺の部屋で飯食べてんだよ！！？自分の部屋で食べろよ！」
ティーダ「なーに今更言ってンスかｗ」
ジタン「メシ代は奢ってんだからいーじゃねーかよ」
クラウド「だからって毎日毎日来んな！つーかわざわざ身支度整えてから来んな！」
スコール「満更でもないくせに」
クラウド「うっせーよ！てか最近ホントに口に出すようになったな！？」
ティーダ「まーまー、スコールも成長したって事で」
ジタン「それにクラウドん所は調理器具が充実してるからな」
クラウド「別にお前らと変わらないだろ」
ティーダ「変わらないね〜？」
チラッ（キッチンを見やる）
ティーダ「圧力鍋とかミキサーは俺達持ってないッスよ？」
クラウド「・・・たまたまだ」
スコール「クロスワードやナンプレ等で一生懸命頑張って応募して当てたのがか？」
クラウド「・・・」
ジタン「手の込んだ調味料もあるしな」
クラウド「・・・たまたまだ」
スコール「時と場合によってはいい感じに具材が揃ってるしな」
ティーダ「ていうかクラウド料理得意じゃないッスよね」
クラウド「・・・たまたま（ry」
ジタン「いい加減認めろよ、ティファにご飯作ってもらってるって」
クラウド「手伝ってもいる」
ティーダ「反論するどころか補足してきたッスよ」
ジタン「さりげなくリア充アピールしてきたな」
クラウド「飯奢ってもらってても何か理不尽だ。今度はお前らの部屋でご飯食べさせろ」
スコール「雑炊でいいなら」
ジタン「『ぽやんぐソース焼きそば』でいいなら」
ティーダ「カップ麺でいいなら」
クラウド「今日みたいなまともな飯にしろよ！！」
ティーダ「やっべ！物の怪ウォッチが始まる！」
ジタン「マジか！？早く着けろ！」
クラウド「お前ら、そんなものを・・・」
スコール「全くだ。ここはマジカルプリンセスだろ」
クラウド「スコール！？」
朝食後――ベランダ――
クラウド「今日もいい天気だな」
パンパンパンッ（洗濯物を干してる）
ティーダ「みんな見るッスー！ユウナに選んでもらったサボテンダーのトランクス！」
ピラッ（ベランダからパンツを見せつけてくる）
ジタン「俺も俺も！ガーネットにコヨコヨのトランクス選んでもらったぜ！」
ピラッ
クラウド「見せんでよろしい」
ティーダ「スコールはー？」
ジタン「リノアに選んでもらったパンツとかねーの？」
ピラッ
クラウド「ナス・・・っ！」
ティーダ「その心は？」
スコール「食べ物系で攻めるのもアリ」
クラウド「一体何を攻めるんだよ・・・」
ジタン「クラウドはティファに選んでもらったパンツとかねーの？」
クラウド「これだ」
ピラッ
ジタン「・・・しゃもじ？」
スコール「やや斬新な柄だな」
クラウド「だろ？」
ティーダ「ティファがそれにしようって？」
クラウド「ああ、面白そうだし、って」
ティーダ「ププッ・・・クラウドがしゃもじ柄のパンツとか・・・ｗｗ」
ジタン「シュールだなｗ」
クラウド「スコールと変わらないだろ！」
スコール「一緒にするな」