萌えcanの
□なんかゲームっぽくなった
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<本日はデート>
「エッジに電車が出来て良かったよね〜。すっごい便利!」
「一気に発展していってる感じがするな。これから行くアウトレットもかなり大きいのだろう?」
「みたいだよ。いろんな物が揃ってて軽いテーマパークみたいってティファやマリンが言ってた」
「軽いテーマパークか・・・」
「ま、のんびり好きなとこ回っていこーよ!」
お昼頃・・・
「エヘッ!いっただっきまーす!」
「・・・中々凄いな」
「これ食べてみたかったんだよね〜!テレビで取り上げられてたんだよ」
「ほう」
「それじゃ一口・・・」
パクッ
「ん〜!美味しい〜!ホットケーキはフワッフワだし、シロップも絶妙な甘さ!こりゃテレビで取り上げられる訳だよ!」
「そんなに美味しいのか?」
「美味しいよ。食べる?」
「一口だけ貰おうか」
「なら―――あーん?」
「・・・自分で食べられる」
「照れんなよ〜!」
「場を弁えていると言え」
パクッ(ユフィからフォークを渡してもらって食べる)
「どう?」
「・・・私には少し甘すぎるな」
「あ〜ヴィンセントには甘すぎたか〜」
「だが美味しかった」
「でしょでしょ?美味しいよね〜!」
パクッ
「ん〜!」
(本当に幸せそうに食べる・・・こちらまで同じ気持ちになるな)
お昼を済ませ、買い物へ・・・
「やっぱ大きいスーパーはいいね。欲しかったもん全部手に入ったよ!」
「・・・少々買いすぎだ」
「だーいじょうぶだって!アタシの家、駅から五分だし」
「その駅に着くまでが大変なんじゃないか?」
「なんとかなるって!こんなくらいの量、なんて事ないし」
「だからと言ってな・・・」
「今日は買い物に付き合ってくれてありがとね!楽しかったよ!」
「ああ、私も楽しかった。それから、ユフィ」
「ん?何?」
「今日は私の家に泊まっていかないか?」
「えっ!?」
「もう夜も遅い。私の家の方が近いから泊まっていかないか?」
「い、いいの?」
「お前がよければ」
「じゃあ・・・宜しく!」
そして、ヴィンセントの自宅にて・・・
サァアアアア(シャワーの流れる音)
「は〜!お風呂気持ちいい〜!」
キュッ(シャワーを止める)
くしゅくしゅくしゅ(スポンジを泡立てて体を洗う)
「悪くないスポンジだね。痛くもないし、泡立ちにくくもないし・・・」
(てか、ヴィンセントっていつもこのスポンジで体洗ってるんだよね・・・)
「だ、ダメダメ!変な想像しちゃダメだっての!」
入浴後・・・
「風呂は気持ち良かったか?」
「あ、う、うん!凄く気持ちよかったよ・・・」
「顔が赤いぞ。熱でもあるのか?」
「な、ないない!何でもないから気にしないで!そ、そーだ!今日は泊めてくれてありがとね!」
「私の方こそ、急な誘いに乗ってくれて感謝している」
「折角ヴィンセントが誘ってくれたんだもん。乗らない訳がないじゃん!」
「・・・ありがとう、ユフィ」
「アタシの方こそ、誘ってくれてありがと」
END