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□頑張れアーヴァイン
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夜――屋敷のリビング――


アーヴァイン「はぁ〜あ〜あ〜」
ビビ「どうしたの?長い溜息なんかついちゃって」
アーヴァイン「遊園地のチケット二枚手に入れたんだけどさ〜・・・」
ヴィンセント「セルフィを誘ったらどうだ?」
アーヴァイン「それができてたらここまで悩んでないって〜」
マキナ「まだ告ってないのか?」
アーヴァイン「うん」
マキナ「早く告って俺とレムみたいにスーパーリア充になってラブラブになれよ。
    ま、俺とレムのラブラブには適わないと思うけどな」
アーヴァイン「マキナ、物理的に爆発して」
マキナ「物理的に!!?」
ヴィンセント「リュックから手榴弾を貰うか」
ビビ「カルテット99の方がいいんじゃない?」
マキナ「どっちも良くない!!!」



気を取り直して



アーヴァイン「とりあえず作戦を考えよう。なんかいい案ない〜?」
ビビ「さりげなく話しを持ち込むのは?」
アーヴァイン「どんな風に?」
ビビ「例えば遊園地の思い出話しとかその遊園地の特集を持ちかけたりするんだよ。
   それで流れを作ってさりげなく誘うの。アーヴァインならきっと出来ると思うよ」
アーヴァイン「なるほど〜、いいかもしれないね。これで行こう!」
ヴィンセント「念の為にもう一つ作戦を考えておいたらどうだ?もしもの事を想定してな」
アーヴァイン「プランBってやつ?いいね〜、カッコイイかも!」
マキナ「じゃあ、ダブルデート作戦なんてのはどうだ?
    これもさりげないし、一緒行く方も楽しめて一石二鳥だ」
アーヴァイン「いいね〜!じゃあ、プランBの内容はそれね。もしもそうなったとして、一緒に行くペアは―――」
マキナ「俺とレムはいつでも―――」
アーヴァイン「ヴィンセントどう?ユフィと一緒にさ〜」
マキナ「いやいやいやい!今の流れはどう考えても俺とレムを誘う流れだろ!!」
アーヴァイン「え〜、だってマキナ、レムの事になると周り見えなくなるじゃん。
       僕が困った時に対応してくれなきゃ困るよ〜。贅沢だけどさ」
マキナ「困る事なんてあるのか?」
アーヴァイン「情けない事に余裕で。それにマキナとレムの事をセフィが面白がってそれどころじゃなくなりそうだし」
ビビ「それにユフィとヴィンセントとならセルフィもいつもの調子でいると思うし、
   逆にユフィも協力しれくれるかもよ?アーヴァインがセルフィの事好きなの知ってるし」
アーヴァイン「だね〜。それにヴィンセントもユフィと何か進展があるかもしれないしね〜」
マキナ「ヴィンセントってユフィの事が好きなのか?」
ヴィンセント「・・・何とも言えん」
アーヴァイン「ふ〜ん?」
ビビ「もう一つ作戦考えとく?」
アーヴァイン「あー、いいよ。後はもう当たって粉砕するからさ」
マキナ「粉砕!!?砕けるじゃなくてか!?」
アーヴァイン「砕けるなんて生温いよ。僕の場合は粉砕レベルなんだよ」
ヴィンセント「屍は拾う」
マキナ「不吉な事言うなって!」
ビビ「アーヴァインの遊園地のお誘いが成功したらみんなでお祝いしようね」
マキナ「フラグを立てるな!」












なんやかんやで翌日


ビビ「アーヴァイン大丈夫かな?」
ヴィンセント「やる時はやる奴だ。きっと上手く行くだろう」
マキナ「成功するといいな」


アーヴァイン「ゴールドソーサー今年で30周年だって〜」
セルフィ「そーなん?早いもんやね〜」
アーヴァイン「30週年記念のグッズとか出てるみたいだよ〜」
セルフィ「どんなん?」
アーヴァイン「このグラスとか―――」


ビビ「あ、いい感じ」
マキナ「このままの流れでいけるんじゃないか?」


アーヴァイン「これとかいいよね〜」
セルフィ「確かに〜。あ、そういえばこれで思い出したんだけど―――」


ヴィンセント「話しが脱線したな」
ビビ「しかも軌道修正が難しいくらいに」


アーヴァイン(まだまだ諦めないぞ〜!プランBだ!)
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