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□頑張れアーヴァイン
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アーヴァイン「セフィって来週の土曜暇〜？」
セルフィ「うん、暇だけど？」
アーヴァイン「だったら僕と一緒に―――」
スッ（遊園地のチケットを取り出す）
クイーン「トルネド！！」
ビュォオオオオオオオ！！！（強い風が巻き起こる）
ナイン「うおっ！！？」
ドスンッ（クイーンから逃げていたのだろうナインはトルネドによってすっ転ぶ）
セルフィ「クイーン、どないしたん？」
クイーン「ナインが料理の練習から逃げようとしてたので追い掛け回してたんです」
ナイン「いーって！俺不器用だからよぉ！」
クイーン「練習すればそれも克服出来ます。いつまでも皿洗いと注文取りで楽をしてはナインの為になりません」
アーヴァイン「良かったじゃんナイン、思われててさ〜」
ナイン「うるせーぞコラァ！大体、俺が料理の練習なんかしてるトコを他の奴に見られたらぜってー笑われるだろ！」
クイーン「堂々としていればいいじゃないですか。私も手伝いますから頑張りましょう。ね？」
ナイン「・・・・・・わーったよ」
クイーン「行きましょうか。では、失礼します」
アーヴァイン「うん、ナイン頑張ってね〜」
セルフィ「ファイト〜」
マキナ「ナインって本当にクイーンに弱いよな」
ビビ「そんな事よりも大問題発生」
セルフィ「ねぇ、アービン」
アーヴァイン「ん？何〜？」
セルフィ「アービンが取り出したもん、飛ばされたったで」
ヒュ〜（風に飛ばされて宙を舞う遊園地のチケット）
アーヴァイン「わぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！？？」
ヴィンセント「どんどん飛ばされていくな」
ビビ「お約束ってやつじゃない？」
屋敷の庭
アーヴァイン「ちょっ、飛ばされすぎ〜！でも、もうちょっとで―――」
シュボッ（チケットが焚き火にダイブする）
メラメラメラ・・・（メラメラと燃えてる）
アーヴァイン「・・・・・・え？」
ジェネシス「下がれ。火傷するぞ」
アーヴァイン「・・・庭で何やってんの？」
セフィロス「焼き芋」
アーヴァイン「こんな時期に！？暑くない！！？」
セフィロス「アイツへの罰ゲームだ」
エルオーネ「・・・」
アーヴァイン「ちょっ、エルお姉ちゃんの事あんまり虐めるなよ」
ジェネシス「黙れ、これは正当な罰ゲームだ。本人もそれを覚悟の上でやったからな」
アーヴァイン「それなら仕方ないけど・・・あんまし無茶させないでよ」
セフィロス「それより、先程飛んできた紙切れのような物が灰と化したが」
アーヴァイン「あ・・・」
・・・・・・
・・・・・・
アーヴァイン「・・・」（←白く燃え尽きてる）
セフィロス「焼き芋でも食べて元気を出せ」
ジェネシス「放っておけ。こうなったらどうしようもない」
ビビ「・・・どうする？」
マキナ「回収するしかないだろ」