萌えキャンなのよ
□甘いお菓子
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レビィ「実はお二人に見せたいものがありまして」
クラウド「ティファとユフィの事か?」
レビィ「正解です。よく分かりましたね」
クラウド「今朝楽しそうに二人揃って出掛けたからな」
レビィ「あちゃー」
ヴィンセント「今度はどんな衣装を着ているんだ?」
レビィ「こちらです!」
ガチャァ!(ドアが開け放たれる)
ユフィ「お、きたきた!」
ティファ「待ってたわ」
クラウド「いただきます(キリッ)」
ティファ「クラウド!?」
クラウド「ハッ!?俺は今何を?クックックッ、黒マテリア!」
ヴィンセント「落ち着け。それで、その衣装を着た理由は?」
ユフィ「今度レビィの事務所が取引先の会社と合同でお菓子フェスティバル開くんだって」
ティファ「私たちはその手伝いをするの」
ユフィ「それでお菓子がモチーフの衣装を着てみたんだけどどーよ?可愛いっしょ?」
ティファ「私は苺ケーキがモチーフでユフィはホイップクリームがモチーフよ」
(※ユフィの衣装の名前は『デコレイションホイップ ブラック』です)
ヴィンセント「ティファはともかくユフィは却下だ」
ユフィ「露出が激しいとかだろー?」
ヴィンセント「分かっているならもっと控えめな服を着ろ」
ユフィ「やーだよーだ。この服が可愛いんだもん」
クラウド「ちなみにティファも却下だ」
ティファ「ええっ!?どうして?」
クラウド「・・・・・・・・・可愛いから・・・」
ティファ「あ、ありがとう・・・」
ティファ「でも当日は受付をするだけだから大丈夫よ」
クラウド「それでもダメだ。受付なんかもっと声をかけられるだろ」
ティファ「私よりももっと可愛い子がいるから声なんてかけられないわよ」
クラウド「いいや、ティファが一番声をかけられる。もっと自覚を持ってだな」
ヴィンセント「お前は何をやるんだ?」
ユフィ「んー?アタシは試食用のお菓子配る係だよ」
ヴィンセント「・・・その格好でか?」
ユフィ「何だよ、まだ不満があんのかよ」
ヴィンセント「大有りだ。何かあったらどうする」
ユフィ「ダイジョーブだって!変なのにやられるほどアタシは弱くないっての。そんなにこの服が嫌かよ」
ヴィンセント「私以外の者にお前の体を見られたくない」
ユフィ「ふーん・・・へへ、仕方ないなぁ。じゃあ別の服にするから今日くらいはこれでいいでしょ?」
ヴィンセント「・・・ああ」
ユフィ「ほーら、今日だけしか見れないんだからしっかり見とけよ!」
END