萌えキャンなのよ
□本と手紙
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夕方の学校の中庭
ユフィ「んっ！」
ヴィンセント「・・・何をしている」
ユフィ「んんん、んん、んんんん、んんんんっ」
ヴィンセント「新聞部に頼まれてモデルをしたのか？」
ユフィ「んっ！」
ヴィンセント「そして手紙を咥えているのはリクエストがあったから、という事か？」
ユフィ「ん」
ヴィンセント「終わったのならもう咥えなくてもいいだろう」
ユフィ「んん〜、んっんんんんんっん〜」
ヴィンセント「楽しくなったからと言っていつまでも咥えるな。それから―――」
スッ（咥えていた手紙を取る）
スッ（代わりのものを咥えさせる）
ユフィ「むぐっ」
ヴィンセント「お前にはこんなものよりもおにぎりを咥えている方がお似合いだ」
ユフィ「むー」
ヴィンセント「勿論、それは食べていいぞ」
ユフィ「む〜♪」
ユフィ「むぐむぐ♪」
ヴィンセント「それを食べ終わったら帰るぞ」
ユフィ「むむっ！」
ヴィンセント「食べながら返事をするものではない」
ユフィ「む〜い」
ヴィンセント「全く」
END