萌えキャンなのよ
□白雪姫
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とある館
ユフィ「鏡よ鏡よ鏡さん、この世でマテリアを沢山持ってる奴はだーれだ?」
鏡「それは白雪姫です」
ユフィ「白雪姫かー。クラウドっていう最強の小人いるじゃん。面倒なんですけどー」
鏡「今バイクに乗って遠方にいるから大丈夫ですよ」
ユフィ「マジで!?なら楽勝だね!」
ユフィ「早速準備して行こーっと」
どっかの森
ティファ「フフッ、今日は何のお菓子を作ろうかしら?」
ユフィ「はいは〜い、ちゅーもーく!」
ティファ「ん?」
ユフィ「そこのお姫様、お腹減ってない?ここに美味し〜いりんごがあるよ?」
ティファ「えっと・・・遠慮しておくわね」
ユフィ「そんな事言わずに〜!」
ティファ「いいえ、いらないわ」
ユフィ「いいから!」
ティファ「だからいらないわよ!」
ユフィ「なんだよ・・・折角アンタの為に持って来てやったのにさ・・・」
ティファ「・・・もう、仕方ないわね。一口だけよ?」
ユフィ「やっりぃ!はいどーぞ!」
シャクッ
ティファ「う、ん・・・目の、まえ・・・が・・・」
バタッ
ユフィ「へへへ、上手くいったよ」
翌日・・・
ヴィンセント「クラウド、犯人を捕まえて来たぞ」
クラウド「ああ、すまない。苦労をかけたな」
ユフィ「は〜な〜せ〜!」
ヴィンセント「盗んだマテリアの返却とティファを目覚めさせる事が出来たらな」
ユフィ「ティファはそのうち起きるよ。それからマテリアは返さないもーん。アタシのだもーん」
ヴィンセント「どうやらまだ仕置が足りないようだな」
ユフィ「あの程度じゃ大した事ないよ」
ヴィンセント「ほう?昨夜あれだけ―――」
クラウド「おい、その辺にしろ。それよりティファはどうやったら目覚めるんだ?」
ユフィ「だーかーらー、ほっときゃそのうち起きるんだってば。ただの睡眠薬入りのリンゴ食べさせただけなんだしさ」
クラウド「キスで目覚めるとかそんなんじゃないのか?」
ユフィ「さりげなく期待すんなチョコボ頭。つか・・・」
ユフィ「誰が着替えさせたの?」
ヴィンセント「クラウド、お前・・・」
ユフィ「うわーサイテー」
ヴィンセント「先に狩らねばならない人間がいるようだな」
クラウド「俺はまだ何も言ってないだろ!!知り合いの女性に頼んで着替えさせてもらったんだよ!」
二人「・・・」
クラウド「その疑わしげな目を向けるのやめろ!!」
ティファ「う〜ん、ちょっと静かにしてくれない?」
クラウド「ティファ!!大丈夫か?どこか体に異常はないか?」
ティファ「大丈夫よ、ありがとう。ちょっと長く寝てただけよ」
ユフィ「ほ〜ら見ろ、寝てただけじゃん」
ティファ「あ、ユフィ!もう、悪戯ばっかりして!ヴィンセントに怒られても庇ってあげないわよ?」
ユフィ「もう手遅れだよ」
ティファ「あっ(察し)」
ヴィンセント「それで、この話しをどう締める?」
ユフィ「ここは衣装交換で!」
END