自警団

□下着選び
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ユフィのマンション


ユフィ「今日は何しよっかなー」

ピンポーン♪

ユフィ「ん?誰だろ?」

ポチッ(カメラ付きインターホンのボタンを押す)

ユフィ「デュースじゃん、めっずらし〜」

ガチャ

ユフィ「よっ!どしたの?」
デュース「急に押しかけてしまってすいません。ユフィさんに大事なお話があるんです」
ユフィ「大事な話し?なら上がりなよ、お茶出すからさ」
デュース「ありがとうございます」



そして・・・



ユフィ「で?大事な話しって?」
デュース「はい・・・実はケイトさんから聞いたんですけど・・・」
ユフィ「うん?」
デュース「ユフィさんは・・・その・・・横縞の下着を履いてるって本当ですか!?」
ユフィ「ぶほっ!?っ、げほっごほっごほっ!!」
デュース「だ、大丈夫ですか!?」
ユフィ「げほっ、っぅ・・・き、急に何て事言ってんだよ!?そりゃお茶も吹き出しそうになるわ!!」
デュース「す、すいません!ちょっといきなり過ぎましたよね。えーっと、どこから話せば・・・」
ユフィ「アタシの下着がデュースとどう関係があんの?」
デュース「実はその・・・私の下着は横縞のが中心なんです」
ユフィ「それで?」
デュース「でもこの歳で横縞の下着ってちょっと子供っぽいかなって思ったんです。
     そしたら昨日、ケイトさんがユフィさんたちと一緒にプール行った時に、
     ユフィさんが横縞の下着を履いてて可愛かったって言ってたんです」

ユフィ(悪気はないんだろうけど、ケイトの奴〜!)

デュース「そこで横縞仲間のユフィさんに相談があるんです」
ユフィ「横縞仲間って・・・」
デュース「あの、一緒に大人っぽい下着を買いに行きませんか?」
ユフィ「は、はぁ!?」
デュース「それともユフィさんは大人っぽい下着持ってるんですか?」
ユフィ「いや、まぁ・・・ないっちゃないけど・・・」
デュース「だったら二人で買いに行きましょう!二人で買えば怖くありません!!」
ユフィ「えー?でも買ってどうなるよ?別に知り合いとかに見せてどうこうって訳じゃないし―――」
デュース「でもヴィンセントさんが見るかもしれないじゃないですか」

・・・・・・

・・・・・・

ユフィ「・・・な、何でそこでヴィンセントが出てくるんだよ」
デュース「え?だって同居してるんじゃないんですか?」
ユフィ「ど、ど同居!?してないよそんなの!!たまに泊めてるだけだよ!!」
デュース「そうなんですか?おかしいですね、確かそういう風に聞いたと思うんですが・・・」
ユフィ「誰だよ、そんな噂流したの・・・と、とにかく!アタシとヴィンセントはそんなんじゃないんだからね!」
デュース「フフ、ユフィさん顔赤いですよ?」
ユフィ「赤くないっての!!」
デュース「フフフ、ごめんなさい。でも真面目にお話しますが一緒について来てくれませんか?」
ユフィ「別にいいけどケイトやシンクたちとじゃなくていいの?」
デュース「やっぱりその、兄妹ですし・・・なんとなく恥ずかしくて・・・」
ユフィ「成る程ね〜。ま、いいよ。一緒についてってあげる」
デュース「本当ですか!?ありがとうございます!」















そんな訳でショッピングモールのランジェリーコーナー


ユフィ「さてと、どんなのにしよっか」
デュース「いざ買うとなると迷いますね」
ユフィ「なんか参考になる人とかいないの?」
デュース「そうですね・・・サイスさんはレースが付いた物凄くセクシーな下着を持ってます」
ユフィ「えっ!?あのサイスが!!?」
デュース「サイスさんを侮っちゃダメですよ!サイスさんはああ見えてとっても乙女なんですから!」
ユフィ「すご、サイス・・・そうなると黒い下着も持ってそう」
デュース「持ってますよ?」
ユフィ「ええっ!?」
デュース「少し透けてるタイプのもので、これがまたびっくりするくらい似合うんですよ」
ユフィ「サイスェ・・・他の人は?」
デュース「う〜ん、セブンさんは割とシンプルな感じの下着ですね」
ユフィ「あー、やっぱ。そんなイメージある」
デュース「でも薄紫とか大人っぽい色(?)が中心の下着が多いです」
ユフィ「なるほどなるほど。他は?」
デュース「シンクさんの下着はちょっと際どいのが多いですね。小悪魔な下着っていうか」
ユフィ「へー、それこそシンクはデュースと同じように横縞とか履いてるイメージあったけどな」
デュース「シンクさんは純粋にこれが可愛いと言って買ったものがどれもそういう系なんですよ」
ユフィ「ふむふむ、他は?」
デュース「クイーンさんは派手な下着や大胆な下着が多いです」
ユフィ「へー、これも意外。委員長タイプだから定番の白のパンツとかだと思ってた」
デュース「フフ、クイーンさんもああ見えて乙女なんですよ」
ユフィ「ふーん。で?次は?」
デュース「ケイトさんはスポーツタイプの下着が多いですね。たまにレースの付いた下着も履きますが」
ユフィ「あはは、ケイトらしいね」
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