自警団

□ネコの日
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クラウドの部屋


ティーダ「吾輩はネコである」
ジタン「名前はある」
クラウド「くだらないコントしてないでこの状況考えろ」
ティーダ「考えるも何も言ったとおりじゃないッスか」
ジタン「そうだぜ。俺たち猫になっちまってんだからよ」
ティーダ「それも半獣とかそんなんじゃなくて完璧な猫に」
クラウド「だから何でそうなったかを考えろって言ってんだよ!!」
スコール「説明乙」
ジタン「そう言ってもやれる事はしたしなぁ」
クラウド「なんだよ?」
ジタン「スマホ使う事」
クラウド「結果は?」
ジタン「お察しの通り」
ティーダ「肉球じゃスライドとかタッチ出来なかったッスね」
ジタン「せめて肉球くらい反応してくれてもいいよな」
クラウド「猫が触る事前提で作ってねーから無理だろ」
スコール「それでどうする?外に出てみるか?」
クラウド「出るつっても窓の鍵は閉まってるぞ?」
スコール「頑張ってジャンプして鍵に手を引っ掛ければ多分いけるだろ」
クラウド「窓の鍵開けたまま出かけるとか心配なんだが」
ティーダ「だーいじょうぶだって!盗む程のもんなんか持ってねーだろ?w」
クラウド「うるせーよ!!」
ジタン「おし、トップバッターはこの俺から行くぜ!」
ティーダ「ジーターン!へいっ!ジーターン!」
ジタン「いっくぜーーーーーー!!!」

タタタタタタ

シュバッ(ジャンプする)

ジタン「アクロバティックにゃんこ・鷹の舞!!」
クラウド「無駄にカッコイイ技名だな!?」

チッ(ちょっとカスる」

ジタン「ああくそっ!外した!」
ティーダ「そんじゃ、次は俺が行くッス!」

タタタタタタ

シュバッ

ティーダ「アクロバティックにゃんこ・龍の咆哮!!」
クラウド「また技名出た!?」

カチッ(ちょっとだけ引っかかったけど降ろせなかった)

ティーダ「あ〜惜しい!!」
ジタン「次はスコールな」
スコール「俺もやるのか・・・」
ティーダ「勿論スよ!さ、助走つけてやるッス!」
スコール「仕方ない・・・」

タタタタタタタ

シュバッ

スコール「アクロバティックにゃんこ・虎の爪痕!!」
クラウド「スコールまで!?」

カ・・・チ(途中で止まる)

ティーダ「惜しい!あともうちょい!!」
ジタン「でもやるじゃねーか、スコール!」
スコール「まだまだ修行不足だな」
クラウド「普段修行なんて出来ないだろ・・・」
ティーダ「じゃ、最後はクラウドだな」
クラウド「俺もやんのか!?」
ジタン「あったりまえだろ―?この流れからしてクラウドもやるに決まってるじゃねーか」
スコール「ちゃんと技名の前に『アクロバティックにゃんこ』を付けるんだぞ」
クラウド「それ必要か!?大切なのか!!?」
ティーダ「いいからホラ、行けって」
クラウド「はぁ・・・もうやけくそだ」

タタタタタタ

シュバッ

クラウド「アクロバティックにゃんこ・麒麟の軌跡!!」

カチッ(鍵を降ろす事に成功)

ジタン「お〜!」
ティーダ「クラウドナーイス!!」
クラウド「俺は一体何をしているんだ・・・」

カラカラ・・・

スコール「窓が開いた。外に出るぞ」
ティーダ「アイアイサー」
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