自警団

□海のお仕事
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青い(ry
白い(ry

クラウド「おい、真面目にやれ」
ジタン「だって海ネタなんてもう何回目だよ?」
ティーダ「そろそろ青い海〜とか白い雲〜とかそういうの飽きたンスよ、察してやれって」
クラウド「バカの引き出しの数が少ないからだろ!!」
スコール「言ってやるな、ギルドパロ(笑)を盛り上げる為に考えに考えぬいた結果がこれだ」
クラウド「底が知れるわ!!」

さて、そんな事は全て洗いざらい流して本編を始めようと思います。






今回も今回とて任務に駆り出されたギルドメンバーたち。
ちなみに依頼を出してきたのはルーファウスだ。
なんでもリゾート地を建設するに当たって海に現れるモンスターを一掃して欲しいとか。
そんな訳でみんなで水着を着用した上にTシャツを着てモンスター退治をする事になった。

ザックス「何で水着の上にTシャツ着なきゃいけねーんだ?素晴らしいじゃねーか!!」
ジタン「提案してくれた人マジで感謝しますだな」
ジャック「濡れたTシャツ越しに水着を見るとエロさ倍だよね〜」

スコール(出たな、エロトリオ)

などと呆れながらもスコールも若干そわそわしている。
いや、スコールだけでなく他の男性陣みんなそわそわしている。
みんな男の子なのだ。

エーコ「全く、感謝してよね」
シェルク「この提案を持ちだしたのは私達なんですから」
キスティス「本当だったらいつもの戦闘服で一掃する所だけど、今回は海で戦うんだし、楽しまないとね」
クラウド「出たな、諸悪の根源」
ジタン「でも今回に限っては諸善の根源だな」
クラウド「なんかおかしな言い回しに感じなくもないがツッコまないでおくぞ」

などとしょーもないやり取りをしていると、着替えを終えた女子がバスから降りてきた。

男子陣「キターーーーーーーーーーー!!!!!!」

涼しそうなTシャツから伸びる華奢な白い腕、魅力的な太もも。
そして濡れていなくとも若干透けて見える女性陣の色とりどりの水着。
いつもは分厚い戦闘服に隠されている女性陣たちの“普通の女性”としての色気が一気に放出されていた。
大興奮必至である。

キング「ロックンロォオオオオオル!!」
ナイン「ロックンロォオオオオオル!!」
ジタン「ロックンロォオオオオオル!!」
ギップル「ロックンロォオオオオル!!」
ザックス「ロックンロォオオオオル!!」
クラウド「ええい黙れ!!静まれ!!」

シンク「男の子ってホントに分かり易いね〜」
クイーン「あそこまでいくといっそ清々しいですね」
リノア「あれ?ティファとユウナは?」
ガーネット「テャファー?ユウナー?」

女子全員バスから降りたものだと思いきや、ティファとユウナだけが降りていなかった事に気づくリノアとガーネット。
気になったガーネットはバスに戻って出てこない二人の友人を探した。
するとティファとユウナはここに来る時に座っていた中間にある座席にいたものの、正座したまま微動だにしない。
それよりも何だか若干雰囲気が暗い。

ティファ「・・・ねぇ、ユウナ」
ユウナ「・・・うん」
ティファ「・・・・・・水着、キツくなっちゃったんだけど・・・特に胸の辺り」
ユウナ「・・・・・・私も・・・胸の辺りがキツイ、かな・・・」
ティファ「この水着、お気に入りだったのにな・・・」
ユウナ「ティーダが可愛いって褒めてくれた水着なのに・・・」

シンク「いいな〜、胸大きくなって」

ティファ「し、シンク!?」

いつの間にやら傍に立っていたシンクにティファとユウナは驚く。
シンクどころか他の女子の面々も二人の周りを取り囲んでいた。

エアリス「羨ましい悩みね」
リノア「私にも分けてよ〜」

後ろの座席からエアリスとリノアの手がにゅっと伸びきてティファとユウナの胸の果実を遠慮無く優しく掴む。

ティファ「きゃぁあああ!!?」
ユウナ「り、リノア!!!」
リノア「お〜、柔らか〜い」
エアリス「クラウドもティーダも、きっと喜ぶ、ね!」




クラウド「ロォックンロォオオオオオル!!」
ティーダ「ロォックンロォオオオオオル!!」

クラウドとティーダは絶叫して己が吹き出した鼻血の海にその身を沈めた。

エイト「お、おい!大丈夫か!?」
サイファー「ほっとけ、馬鹿に構うだけ無駄だ」
雷神「女子がキャーキャー言ってるだけで何を話してるかわからんけども、この二人にはきっと何か聞こえたもんよ」
スコール「はぁ・・・全く・・・」

ティーダ「俺・・・行かなきゃ・・・」
クラウド「もう、思い残す事はない・・・」
ジタン「大変だ!あまりの興奮に天に召されようとしてるぞ!!」
トレイ「どんだけ興奮の沸点低いんですか!!?」
ザックス「俺に任せろって!―――クラウド、ティーダ、ここで本当に天に召されてもいいのか?」

二人「へ・・・?」

ザックス「この後に待ち受けるサービスを見逃してもいいのか?」
ティーダ「サー・・・ビス?」
ザックス「ああ、そうだ。海の水でTシャツが透けて、更に目立つ水着。
     邪魔だからと言ってTシャツを脱ぎ捨てる瞬間と惜しみなく晒される、待ちに待った水着姿・・・
     これらを見ずにしてお前たちは天に召されてもいいのか?違うだろ!?」
クラウド「ああ、そうだな・・・そうだ」
ティーダ「俺達間違ってたよ」
クラウド「ありがとう、ザックス」
ザックス「立てるか?」
ティーダ「ああ」

エース「なんだ、この茶番」
スコール「いつもの事だ。さっさと置いて行くぞ」

おバカ三人を残して皆はさっさと海岸に行くのであった。
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