book*
□AMEDAMA♡
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【まさとside】
しゅうへいがリップ音をたてて口を離し、しょうたの頤を支えていた手を離すとバランスが崩れ、しょうたが俺の方に倒れこんだ。
しゅうへいはしゅうへいで口についたらしい飴玉の成分を舌先で器用になめとっていた。
「っと、…しょうたー、生きてっかあ?」
トロンとした瞳で俺を見上げ、
「だ、大丈夫なわけ、…ねえだろ…。」
はあ。
「でもここで終わりにはさせねえよ?」
目を見開くしょうたの後頭部を手のひら全体で固定し、
俺はまたキスをした。
もうあと少しで溶け切りそうな飴玉がしょうたの口内にあった。
この飴玉が溶け切れば、
この時間は終わる。
「っ…////ちょ…ふっ…うぁ…////」
呼吸させてる時間さえ惜しかった。
俺はしょうたの口内を犯し、しょうたが痙攣して力が抜けるまでキスを続けた。