雪と交えて涙が落ちる
□本当の噂 前編
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『どうしたのですか？』
やっぱこいつ愛玩かよ。
『それ、誰に付けてもらった』
『え？』
『えじゃねぇよ、それ誰に付けてもらったって聞いてんだよ』
なんでだ？
なんでこんなに腹が立つ
別に俺には関係無い事だ
かまら様に抱かれようが
リーダーに抱かれようが
俺には一切関係無い
なのにこいつが抱かれると思うと…
『…これは蚊に刺されなのです、にぱー♪』
ｷﾞﾘｯ
『嘘つくんじゃねぇよ!』
『みっ!?』
『どうせかまら様かリーダーにつけられたんだろうが!』
『ちがっ…』
『そんなに見せてーんなら、俺が目立つところに後つけてやるよっ!!』
ムカつくんだよ
無性にな
『やだっ!やめて、雨水っ!?』
ﾁｭ
『やっ、やだやだお願い止めてっ!』
『だまれ』
ｶﾞﾘｯ
『やあっ!』
『だまんねーと頸動脈食いちぎんぞ』
『…ぅ』
なんでこんな事してんだ俺
こんな事してもなんにもなんねーのに