エメラルドの航海
□偉大なる航路01
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月が高くのぼる頃になっても歓迎の宴は続く。
ウソップは嘘話を武勇伝のように語る。
ゾロとナミは住民達の飲み比べ。
ルフィは思うがままに食事を平らげてコックが倒れる。
サンジは同時に20人の娘を口説こうとしている。
(酒池肉林;)
『ふわ〜あ…』
「マーマーマ〜〜♪ 楽しんでおられますかな?」
『んん、私はもう充分だよ。思っていたより疲れてたみたいで…』
「そうですか、さぞ大変な旅でしょう。ささっこちらをどうぞ。ごゆっくりお休みください」
『ん…ありが、と……。…すーー…すーー…』
イガラッポイが差し出す手触りのいい布団に包まると即座に寝息が聞こえてくる。
「愉快な夜だ…!!みなさんも楽しんでいただけている様で何よりです。
いやホント、
何よりで……………」
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