メイン♪(短)
□ベイビー騒ぎ
1ページ/6ページ
「ただいま」
「お帰りなさい、先生」
「バブー」
・・・・ばぶー?
家の扉を開けると、笑顔で私を出迎えてくれた亜里沙と
・・・・何故か赤ん坊がいた。
亜里沙に抱っこされている丸っこい赤ん坊に唖然としていると、
亜里沙がその目線に気がついたようで、簡潔に説明してくれた。
「あ、この子私の知り合いのところの子なの」
ニコニコしながら赤ん坊を抱きなおす亜里沙。
あぁ、まるで母親だ。
見るからにいい親にみえるぜ。
「・・・で?なんで知り合いの子がここにいるんだ?」
「う〜ん、なんかね預かって欲しいって言われちゃって・・・」
またか。
この前ほかのものも預かったきがするんだが。(※【猫】の話しのことです)
亜里沙に抱っこされている赤ん坊は男の子のようでとても亜里沙になついているらしくキャッキャッと笑っている。
あまり身近で見る機会もないから
ジッと見ていると
「・・・う、やぁ!」
・・・嫌がられた。
手をブンブン振って私を追い払おうとする赤ん坊。
「な、なんだ?」
「あはは、先生無表情でじっと見つめ続けるから怖がっちゃったんですよ」
亜里沙が笑いながらあやしている。
そんなこと言われても
扱い方なんて知らない。