メイン♪(短)

□心理テスト
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「そうだなぁ…20秒くらいか?」

「えっ…///!!」

…なんだその反応は。
こういうんもんはあまり考えすぎずぱっと答えたほうがいいだろうと思い答えると亜里沙は雑誌で口元を隠して

「…そうですか」
と小さく言った。

だからなんなんだその反応は。
なぜお前さんが照れているんだ。
よく分からんが結果を知りたい。とりあえず。
「…で?結果はなんだ?」

「えっと、…うわ言いにくっ!!」

「…一応聞いておくがお前さんはどれくらいだったんだ?」

「あ、私は5秒くらいです」

「…私より短いな」
何気なく言ったつもりなのだが

「///…そ、そうですね」

だからなぜ照れる。
照れているのはかわいいが理由がわからんともやっとする。

「結果を教えてくれよ」

「あ…、その『食べるのにかかる時間=貴方の満足できる一回のキスの長さ』だそうですよ…///」

「・・・」

「な、長くないですか先生?!つ、つまりいつもは満足できていなかったと?!」

まぁカウントしたことなどないが、普段はそんなに長くないからな。

顔を真っ赤にしながらしどろもどろに聞いてくる亜里沙はかわいくて。

「…まぁ妥当だろう。私は」

「え?!長いですって!!」

「じゃぁお前さんは5秒程度で満足できているのかい?」

面と向かってからかうような目つきで亜里沙を見ていうと彼女はさらに顔を赤くして、

「え?!ま、まぁハイ…ま、満足してます…///」
恥ずかしすぎてうつむいてしまった彼女は顔は見えないが耳が赤くてまた可愛らしい。

クスクスと笑いながらその姿を見ていると

むぅ、とむくれた顔で見てきて
「なんですか?その大人の余裕みたいな感じの笑い方は!」
といった。


顔をあげた彼女に追い討ち。


一瞬で彼女の耳元に口を寄せ、
「じゃぁ試してみるかい?私の満足いくまで」
と低い声で言ってやると
亜里沙は目を見開いて顔を赤くし

「いっ、いいです!間に合ってます!!」
と言い
のけぞって私から逃げた。





本音いうと、こんなにかわいいこいつには
何秒キスしたところで
足りないんだがな。


そんなこというと恥ずかしすぎてすねられたら大変なので言わないでおこう。
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