メイン♪(短)
□まどろみ
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肩から少し毛布がずれている。
これじゃ寒いだろう。
そう思いかけ直すと
「・・・・・ん・・・」
少し反応があり、だが起きず
そのまま少し頭を動かした。
その動きでほほについた髪をそっと落としてやる。
綺麗だ。
髪の触り心地がよかったから、つい微笑みながら髪を手ですいたりしていると、
「ん・・・?・・・先生・・・・」
亜里沙が目を覚ました。
「おはよう、亜里沙」
私が笑いながら言うと、亜里沙はふわりと笑いながら
「おはよう、先生」
と言った。
その笑顔は朝日の光も伴ってものすごく美しい。
私がずっと笑っているからだろう、亜里沙は
「どうしたの・・・?なんか先生機嫌がいい?」
と言った。
「ん?いや、今日は目覚めがよくてね。それに、お前さん・・・綺麗な髪しているなぁ」
そう言いながらも相変わらず髪を触っていると、亜里沙はそれが気持ちいのか
ふふ、と幸せそうに笑った。
それもまた、綺麗で思わず私は亜里沙wp抱き寄せた。