鴻門之会

□茶会だよ!!全員しゅーごー!?
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沛《まさか、張良の友だちが項伯だったなんてなぁ〜。》

結局、張良の友だちがどんな人か気になり見に来たのだ。

沛《でもまさか、勘で入った店にいたとは…… 俺すごくね!?》

「それにしても、あの2人会話しないね〜。」

沛「たしかに。さっき話してから途切れてる。  ……って、え?」

クル
沛公は声が聞こえてきた方を後ろを振り返る

王「こんにちは〜。」

沛「っ!!?

こ、項おムゴっ!?」



伯「…?」

張「どうかしました?」

伯「いえ、何でもないです。」




王「まったく。おっきい声出したらバレちゃうでしょ?」

沛「ムゴっムゴっ!!《饅頭が詰まった!!お茶ぁぁあ!》」

ガッ

沛「ゴクゴク。っぷはー!
ふぅ…。

……ところで…あの〜…項王様…ですよ…ね?」

王「それ以外誰に見えるの?」

沛「えっ、いや〜何でこんな所にいるのかなぁって思って……。」

チラッ
と沛公は項王の腰に少し見えている剣を見た。

王「…安心しなよ。今日は君を殺す気無いからさ。」

沛「そうですか…。《”今日は”か…》」

王「まぁ、此処にいる理由は君と同じかな。
項伯の友だちってやつに興味があったんだ。あれ(張良)、君の部下だよね?」

沛「…そうですけど。
項王様は、あの2人のこと知らなかったんですか?」

王「仲がいい友だちが居るって事は知ってたけど誰かまでは知らなかったよ。」


沛「…そうですか。」
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