short

□結果は彼が壊れただけです
1ページ/4ページ



ある日の放課後
とある教室に集まる5年1組男子たち



「全員いるな?
特に速水、ちゃんといるよな!?」



「……帰るぞ?」



「あー待て待て待て!!
まだ何も始まってないから!」



「くだらねぇな」



「分かったから速水
お願いだから帰んないで!」



「おい小島早くしろよ若い衆待ってんだよ」



「麻倉もキレないで!ほら横綱泣きそうじゃん!」



「用件を言えよ」







「今から第1回気になるあの子について語っちゃおうぜ大会始めるぜ!」







「……マジか小島
お前本気で頭おかしくなったんじゃ」



「うるせーよ!!
てかみんなノリ悪いだろ」



「僕の灰色の脳細胞によると
ムッシュー小島のノリについていけるのは極少数派だと分かりましたよ」



「……それ当たり前だろ」



「何ですと!ムッシュー与那国!
僕の脳細胞がはじき出した結果が間違ってるとでも!?」



「そういうことじゃない」









「お願い、俺の話を聞いて!?」




.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ