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□結果は彼が壊れただけです
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ある日の放課後
とある教室に集まる5年1組男子たち
「全員いるな?
特に速水、ちゃんといるよな!?」
「……帰るぞ?」
「あー待て待て待て!!
まだ何も始まってないから!」
「くだらねぇな」
「分かったから速水
お願いだから帰んないで!」
「おい小島早くしろよ若い衆待ってんだよ」
「麻倉もキレないで!ほら横綱泣きそうじゃん!」
「用件を言えよ」
「今から第1回気になるあの子について語っちゃおうぜ大会始めるぜ!」
「……マジか小島
お前本気で頭おかしくなったんじゃ」
「うるせーよ!!
てかみんなノリ悪いだろ」
「僕の灰色の脳細胞によると
ムッシュー小島のノリについていけるのは極少数派だと分かりましたよ」
「……それ当たり前だろ」
「何ですと!ムッシュー与那国!
僕の脳細胞がはじき出した結果が間違ってるとでも!?」
「そういうことじゃない」
「お願い、俺の話を聞いて!?」
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