木初高校男子バレー部!9

□不思議な国の……
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青空がいっぱいに広がる天気の良い日


アリスは大きな木の木陰で、いつものように本を読んでいました。




涼「やっぱ昴選手が大きく写ってるッスね。ヤッチさんもそこそこルックス良いと思うんスけど」




……本を、読んでいました。


そこに現れたのは、懐中時計を見ている白うさぎ。




百「大変!ι お気に入りのピン留め探してたら時間過ぎちゃった!このままじゃあ遅刻しちゃうよぉ!ι 」


涼「!うさぎが喋って……ん?あれはうさぎ?食パンくわえたうさぎなんて……ってかモノくわえて喋るってどうやって」




好奇心旺盛なアリスは、白うさぎを追いかけることにしました。




涼「マジか。まあ暇だったんでいいッスよ」




走っていく白うさぎを追いかけてくアリス。




涼「ゼェッ ゼェッ む、無理……」




え、大丈夫?まだ全然走ってないけど……




涼「俺が、百ちゃんに、追いつくわけ、な、ないッス……」




ちょ、物語ここで終わっちゃう!!ι




涼「だ、大丈夫ッスよ……アリス交代!!ゆずちゃんセンパーイ!!」


希「Σ待て待て!!早すぎるだろ!ι 台本ではまだ先」


涼「そうこうしてるうちに見失っちゃうッスよ!!ほら、早く!!後は任せたッスゆずちゃんアリス……パタン」


希「涼太ーー!!!ι と、とりあえず行くしかないのかι 」




アリスは再び、白うさぎを追い始めました。







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