アシタのセカイ

□セカイのハジマリ
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「君!モデルとか興味ない?!」


『モデル……ですか?』




14歳の時、街中でスーツを着た女性に声をかけられた。


これは珍しい事じゃない。


当時は特に、頻繁に声をかけられていた。




「君身長あるし、サラッとオシャレだし!!」


『……』


「それにカッコイイ!モテるでしょ?」


『……まあ』


「ピッタリだよ!ね、やってみない?」


『……いいですよ』


「本当?!」




別にモデルに興味があるわけじゃない。


まして、おだてられて気を良くしたわけでもない。


この手のナンパである可能性だってあるだろう。




ただの、気まぐれだ。




『はい』


「ニコッ ありがとう!!」


『!』




この時、あまりにもこの人が綺麗に笑ったから。


まるで、自分の宝物を見せるかのようにモデルについて話していたから。


この人自身に、モデルという職業に、




俺は、惹かれた。






セカイのハジマリ




この出会いから、俺の時間は回り始めた気がする。




(……すみません、1つ条件が)
(え?)
(もし、俺が1番のモデルになったら結婚していただけませんか?)
(え……えぇ?!ι)




うーん……
うまく書けないぉ(-_-メ)

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