アシタのセカイ
□タイヨウのキミ
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如月女子高等学校2年・日高藤亜。
身長は170cmで、女子としては高い方だと思う。
そんな俺は小学生の時からモデルをやっている。
……まあ母さんが事務所のマネージャーだったっていうのも1つのきっかけだったりするわけだが。
最近、しんどい。
『!いって……』
「あ、ごっめーん(笑)日高地味すぎて気付かなかったぁ(笑)」
『あぁ、大丈夫だぜ!(絶対わざとだろ……ι )』
自分で言うのも変な話だけど、人気は上々。
そのためなのかなんなのか、嫌がらせ?が増えた。
物隠されたり、足踏んできたり……
それはまぁいい。
けど、衣装破かれたりすんのはちょっとな。
つーか、プロとしてダメだろうって思うんだけど……
『……』
「Σ藤亜?!どうしたのその格好?!ι 」
『え?またいつものだけど?』
「っ……大丈夫?」
『平気』
マネージャーでもある母さんを安心させるため、強気の笑顔を見せる。
破いた奴が誰かなんて知らないけど、こんな事で負けてやるかよ。
それに、アイツが見てるんだ。
「藤亜、久し振り!昨日発売の雑誌見たよ!」
『おぉ、明日!……身長縮んだ?(笑)』
「Σ縮んでないけど?!ι 」
幼馴染みの寳明日は、俺が唯一弱音を吐ける人物。
だから、かなり心配してくれるいい奴なんだ。
コイツが支えてくれるから、俺は自信を持って笑っていられる。
『そうか(笑)あ、もう行かないと!』
「相変わらず忙しいんだな」
『いい事だろう?(笑)じゃあな、元気でやれよ?』
「藤亜もな!」
……今日はいつもより頑張れそうだ。
明日の笑顔をしっかり焼き付けて、大きく一歩踏み出した。
タイヨウのキミ
アイツが照らしてくれるから、俺は強くいられるんだよ。
(はい、OK!!)
(ありがとうございました!)
(だから、ちゃんと見ててくれよな!)
……はい、なんとなく書きましたー!
藤亜ちゃんもともとこっちのキャラだからさ笑
何か書きたかったのです笑