木初高校男子バレー部!2
□春
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春、僕は二年生になった。
進級するってだけでわくわくしちゃうね。
君も、同じ気持ちなのかな?
これから新しい仲間も増えて、きっと環境が変わっていくんだろうな。
でも、僕自身は変わらない。
変わらずに大好きな音楽やって、ちゃんと勉強もして、友達と遊んで。
たまーに、君と話をして。
きっと、君も変わらないだろう。
大好きなバレーをして、寝坊で遅刻しちゃって怒られて、仲間と笑い合って。
たまーに、僕と話をして。
ささいなことでも、大切な時間。
「筒井くん、そろそろライブ……」
『もー!春ちゃんって呼んでってばー(笑)』
「よ、呼ばないってばι 」
『えー(笑)』
春
少しずつ未来に近付いてると感じられるこの季節が大好き!
(僕、春大好きなんだ〜♪)
(……え、自分のこと?)
(ニコッ ほらほら、早く行こ〜!新入生歓迎ライブ!)
(……ハッ Σやべっ!初日から遅刻だっ!!ι)
始まりっぽいお話を書きたかった。