木初高校男子バレー部!2

□好きなんだ
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「きゃーvV明智様ー!!vV」


「今日もかっこいい!!vV」




朝から、ご近所迷惑を考えていないであろう黄色い声が響く。


朝練で疲れた頭には痛いなホント。


でも、騒いでしまうのは仕方ないとは思う。


なぜなら




「ニコッ おはよう」


「「!!!//////」」




お相手は、天然キラーの明智光だから。


光の笑顔で、周囲にいた女子だけでなく、男子まで赤面して固まってる。




『どんだけ人気なんだよ(笑)』


「?挨拶しただけだけど……」




俺は光といる時間が長いから慣れてるけど、中には光の姿を見ただけで卒倒しちゃうピュア100%(笑)の子もいるとか。


もうちょっとしたアイドルだよな(笑)




『光クン、ちょっと手でも振ってみてよ(笑)』


「え、なんで?ι 」




心底不思議そうな顔をする光。


こいつはどんな表情も絵になるなぁとか思ってる俺は周りの奴とそうそう変わらねえか?


ま、いいんじゃねーかな。


だって俺はこいつが







好きなんだ




BL的な意味じゃなくて、人間として惚れてる。




(?余、遅刻するよ)
(……一緒に遅刻、悪くねぇな)
(いや悪いよ?!何言ってんの?!)
(冗談だよ(笑)固いなホント(笑)ま、それもいいとこだよな!)





余くん、気持ちわかるよ。うん。

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