子育て奮闘記

□かくれんぼ3
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「だーかーらー!もう諦めちまってくださいよっ!」

「そういうわけには行かんと言っているだろうが・・・!」

そんなスタースクリームとメガトロンの口論が聞こえてきて、仕事帰りのバリケードは柳眉を顰めた。


「・・・・・・」


我関せずで通り過ぎようとしたバリケードだったが『アッシュ』の言葉に足を止める。


「・・・アッシュがどうかしたんですか?」

「行方不明だと―――基地を抜け出した形跡はねぇから居る筈なんだけどな」


そこまで言ってため息をつきながらメガトロンに視線を向けるスタースクリーム。


「・・・スキャンなどしたら嫌われるだろうが」

「「・・・・・・・・・」」


破壊大帝の台詞とは思えないその言葉に、
部下である彼らの気持ちは何とも複雑極まりない事は言うまでもない。


「・・・はぁ」


深く、本当に深くため息をついたバリケードはそれ以上一言も言葉を発さずその場を後にしたのだった。




 
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